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腰痛と治療法
2021年12月15日
病院や整形外科の治療について・・・
腰痛に対して、たくさんの治療法があります。ですが、これが正解というものもありません。一つの治療法で良くなる方もいれば、いくつやっても良くならない方もいらっしゃいます。
医療機関を選択する際に、どんなことをしてもらいたいのか?を考えたうえで、選ぶのが良いかと思います。
選択肢としては、以下のようなものがあります。
・病院や整形外科
・整骨院、接骨院
・鍼灸院
・整体院、カイロプラクティック
・もみほぐし、マッサージ屋さん
など
ここでは、一つずつ治療の違いなどを調べていきましょう。
今回は、「病院や整形外科での腰痛の治療法」を解説していきます。
病院や整形外科
腰痛の場合、病院を選ぶ際は整形外科、ペインクリニックなどが該当します。病院の規模により出来ることも違うため、より高度な治療や検査を求めるのであれば大きいところ、軽度な症状や最初に訪れるなら小さい規模でも良いと思います。
病院で行うことは、
・検査
・診断
・治療法の選択
・リハビリ
・投薬
このようなことをおこないます。
検査
検査とは、一般的なレントゲン検査からより精密なMRI検査やCT検査などがおこなわれます。
レントゲンでは、骨の状態を写すことで背骨の狭まりや変形などを調べることが出来ます。
MRIやCTでは、軟部組織と呼ばれる椎間板や神経、血管、筋肉、内蔵なども写るため、レントゲンではわからない詳しい状態を調べることが出来ます。
ただし、原因がわからない腰痛もあるため、この検査ですべてがわかる訳ではありません。
診断
医師は検査を基に診断名をつけます。例えば、レントゲンを撮り変形がわかれば「変形性腰痛」などとつけますし、レントゲンではわからなくとも、MRIにてヘルニアが確認できれば「腰部椎間板ヘルニア」などと診断名がつけられます。この検査ではっきりわからないものは、症状に準じた名前がつけられます。
この診断を基に、治療法やリハビリ、薬の種類などが決まります。
治療法の選択
ここでおこなう治療とは、手術をするべきなのか、リハビリで様子を見るのか、注射をする、痛み止めを出すのか、などの何をおこなうのかを決めます。
だいたいの場合が、まず痛み止めや湿布で様子見やリハビリ室で理学療法士さんが運動をおこなったり施術をします。
それでも痛みが変わらなければ注射をしたり、原因がわかり生活に支障をきたすほど重篤であれば手術なども選択されます。
リハビリ
病院でのリハビリや施術は、その病院によりやることが違います。
一般的には、物療と言われる機械を使って行うリハビリと、理学療法士さんが行う施術があります。
リハビリ室があれば理学療法士も常勤しているでしょうし、小さいところでは電気治療や牽引などの機械のみで行うところもあります。
腰痛の場合は、
・腰回りの筋肉に電気治療
・腰の関節を伸ばす牽引治療
・理学療法士さんのマッサージ
・理学療法士さんの運動療法
・自宅での体操や運動指導
このようなことをやってくれます。
投薬
薬を用いて痛みの緩和を目指します。薬と言っても色々な種類がありますので、それらを医師の処方のもと利用していきます。
例えば、
・痛みを鎮める薬→解熱鎮痛薬
・痛みを鎮める湿布→消炎鎮痛薬
・筋肉を緩める→筋弛緩剤
・神経の回復を促す→ビタミン剤
このような薬を自宅で併用しつつ、病院での治療を受けます。
まとめ
病院では、検査から投薬までおこなってくれることで原因の究明やその場での対処療法に適していると考えます。
病院が良い悪いということはありませんが、病院も整体も使いようですので適切なところで利用できると理想的だと思います。