頭痛



頭痛の種類
頭痛には大きく分けて4つのタイプとその他疾患に伴う頭痛があります。



①緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)

日本人の頭痛で最も多いのが「緊張型頭痛」です。およそ5人に1人が悩んでいる一般的な頭痛のことを指します。症状は鈍い痛みであり、多くの場合は首肩こりを伴います。我慢できないほどの痛みではないが、長く続くことや数日にかけて痛みが出ることもあります。

「緊張型頭痛」は、首の後ろから肩や背中の筋肉が緊張することにより引き起こされる頭痛です。 痛みは後頭部を中心に頭全体にかけて締め付けられるような痛みや重苦しさを出すことが特徴的です。

身体的なストレスや、精神的なストレスから起こります。 長時間のパソコンやスマホ、下向き作業などにより頭から背中にかけての筋肉が緊張し血流が悪くなることにより痛みを引き起こします。

特に女性に多く、頭の重さを支えられない人ほど頭痛が起こりやすくなります。また、精神的なストレスにより脳に負担がかかる事でも発生すると言われています。



②片頭痛(へんずつう)

「片頭痛」はこめかみから側頭部にかけての痛みが多く、様々な特徴があります。
・ズキズキとした脈を打つような拍動性の痛み
・動いていられないほどの強い痛み
・全体的ではなくこめかみから側頭部にかけてのピンポイントの痛み
・ひどくなると吐き気や嘔吐
・光や音に過敏になることも

「片頭痛」は三叉(さんさ)神経が刺激されて起こると言われています。

これという原因が特定されていないことも特徴ですが、多くの方は天気に影響されます。梅雨時期や低気圧、台風が来ると頭痛が出るという方はたくさんいます。また、首の側面の血管がこめかみから側頭部へとつながっていることから、姿勢が影響する首肩こりでも起こると考えられます。



③混合型

「混合型」は緊張性頭痛と片頭痛の両方を持っているタイプです。 この症状では、どちらかの治療だけを続けてもよくはなりません。



④群発性頭痛

「群発性頭痛」の詳しい原因はわかっていません。発作的に起こる頭痛で、片側の目の奥が強烈に痛むことが特徴です。20代~40代の男性に多く、女性に起こることはまれです。



⑤その他

病気の症状として発生する頭痛もありますので、注意しておきましょう。 ・くも膜下出血
突然激しい頭痛が起こり、吐き気や嘔吐に襲われます。頭をハンマーで殴られたような痛みと言います。

・脳出血
急に手足がしびれて動きが悪くなる、口が動かない、ろれつが回らないといった症状と供に頭痛が起こることがあります。

・脳腫瘍
嘔吐やけいれん、手足のマヒや意識障害、視力低下や視野欠損などの症状と供に頭痛が伴うことがあります。

・かぜ
ウイルスなどによる体調不良でも、もちろん頭痛は起きます。

など
姿勢と頭痛の関係
①緊張型頭痛 ② 片頭痛 などは姿勢と密に関係することがあります。

「緊張型頭痛」の原因は身体的ストレスによる首肩こりの増加です。首肩こりは頭の重さを支える筋肉の緊張が原因であることが多いので、まずは姿勢を整え、頭をしっかりと体の上に乗せることが大事です。猫背であればあるほど、首肩こりは増加していきます。

「片頭痛」は原因が特定されているわけではないですが、姿勢を整え首の筋肉の緊張を少なくすることで血管にかかる負担を減らせます。また、背骨を整えることは自律神経の働きを改善することができます。三叉神経の流れもよくできるため、頭痛改善に効果的です。





姿勢を整えることで
・頭、首、肩、背中の筋肉の緊張を軽減する
・背骨が整い、自律神経の流れが良くなる
・副交感神経が高まることで、リラックスさせ精神的ストレスの軽減につながる
・一時的な痛みの軽減ではなく、今後の頭痛をなくすための根本治療をすることができる


自分でおこなう頭痛予防


適度な睡眠をとる
・お風呂にゆっくりつかり体を温める
・首肩のストレッチをおこなう
・頭皮のマッサージをおこなう
・手足の血流を良くする
・精神的にリラックスできる環境を作る

当院の頭痛治療


当院では、頭痛を直接治療するという考えではありません。

姿勢を整えることで、筋肉の緊張を緩め、自律神経の流れを良くし、正常なからだにすることが根本治療だからです。一時的な改善ではなく、もう頭痛から卒業したいという方は、是非ご相談ください。

お問い合わせ




				お気軽にお問い合わせご相談ください!
				お問い合わせご相談はこちら
				スマホの方はタップで電話がかけられます
				0559555633

TOPへ戻る