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～その痛み、姿勢が原因かも～

長泉町にあります、しもとがり姿勢整体院・院長の三輪龍平（みわりょうへい）です。
しもとがり姿勢整体院は、柔道整復師と鍼灸師の国家資格を持っておりますので、ご安心ください。

ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

本日は【背骨がピンポイントで痛い】についてお伝えしていきます。

本日、患者さんから「背骨のここを押すと痛いんです」とご相談がありました。

気づいたのは少し前に、左の腰が張ってる気はしていたのですが、背骨を押すと激痛でした。

日常生活では、何をしても痛みが強くなるようなことはなかったので、そのまま様子見ていたのですが、何かあるのでしょうか?

このようなお話でした。

当院に来た際に、一通りの検査をさせてもらいました。問診、痛みの場所の確認、動きの検査などをした結果、原因の確定が出来ませんでした。

そもそも、しもとがり姿勢整体院ではレントゲンやエコーなどの精密検査は行えないため、問診と検査から答えを導き出します。

整形外科にくらべて、精密検査はできないものの、徒手検査といわれる道具を使わなくてもできる検査を多用してこれまでの経験と知識を合わせて答えを出します。

比較をするならば、整形外科では機械をもちいて検査結果を出し、当院では話を深く聞き、様々な検査から結果を出します。

今回の患者様は、ぎっくり腰のように何かをした際に痛めたのではなく、2、3週間前に朝起きてから気づいたのが発生原因でした。

そのうえ、日常生活では痛みがなく、動かしても気にならないというくらいです。

動診をおこないましたが、どの動きでも痛みや筋肉のハリ感などはなく、ただ圧痛という押したら痛いだけでした。

背骨が痛くなる原因として考えられるものとしては、いくつか可能性があります。

背骨が痛くなる可能性

①筋肉や靭帯の痛み
②関節の痛み
③骨の変形による痛み

上記3つの可能性では、痛めた際に炎症と呼ばれる反応が出るため、圧痛が出ることがあります。

①筋肉や靭帯の痛みである可能性では、背骨の前後左右には細かな靭帯が数多く存在しているため、その靭帯を痛めていたり、筋肉もたくさん付いているので、そこを痛めても同様の症状は出ます。
但し、ほとんどの場合、痛みと一緒に動かすことで患部にも痛みが出るはずです。

②関節の痛みでは、背骨には椎間関節という背骨同士をつないでいる関節があります。
この部分の動きが悪くなることにより骨同士がぶつかってしまうため炎症を出すことがあります。これも①と同様に関節が動くことで痛みが出るはずです。

③骨の変形による痛みは、高齢者に多く、骨粗鬆症になってしまうと骨がもろくなります。それにより、転倒をした際や原因がなくても圧迫骨折というもの起こしてしまうことがあるのです。

圧迫骨折の場合、骨が潰れているので背骨を伸ばすことが出来なくなります。動くのもしんどくなるので、座っているか寝ているのがラクとなります。また、骨折なので患部付近の背骨を叩くと響いて痛みが出ることがあります。

この3つの痛みは、どれも動かしたときの痛みが伴うことが多いです。ですので、今回の痛みを特定することが出来ませんでした。

押して痛みがあるため患部の炎症は出ているものと考え、今回は電気治療をおこないました。痛みが出てから2，3週間たっており痛みが減ってきていること、電気治療にて触った痛みが軽減したことから、様子見でお願いしました。

今回のような症状ですと、もし強くなるようであれば病院での精密検査をおすすめしています。

私たちのような整体・整骨院と、病院をうまく使うことで患者様の症状がラクになるのであればそれが一番です。

本日のブログは以上となります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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