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腰痛の種類:筋・筋膜性腰痛
2021年7月13日
~その痛み、姿勢が原因かも~
長泉町にあります、しもとがり姿勢整体院・院長の三輪龍平(みわりょうへい)です。
しもとがり姿勢整体院は、柔道整復師と鍼灸師の国家資格を持っておりますので、ご安心ください。
ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日は【腰痛の種類:椎間関節性腰痛】をお伝えいたします。
腰痛の種類:筋・筋膜性腰痛
本日は腰痛の原因ランキング2位で18%を占めるている
筋筋膜性腰痛についてお話致します。
筋筋膜性腰痛とは?
腰回りの筋肉や筋膜が損傷したり、負担がかかったことにより発症する腰痛のことを言います。
急激に負荷がかかって起こるぎっくり腰のような急性腰痛から、積み重なって負担がかかる慢性腰痛まであります。
筋肉・筋膜とは?
筋肉は骨から始まり骨についているものがほとんどで筋肉が収縮することでその間にある関節を動かしたり、支えているので安定させることができます。
腰の周りにもたくさんの筋肉が存在しているので、背骨を支え、動かしています。
背骨の脇にある筋肉は一般的には背筋と言われており、脊柱起立筋と呼ばれています。
この脊柱起立筋が働くことで腰を反らしたり、背中を伸ばすことができます。
筋膜とは一つ一つの筋肉の周りに張っている薄い膜のことで様々な方向に伸びる性質をもっています。
筋膜は全身に張り巡らされていて身体を支える重要な役割を果たしています。
背中や腰も胸腰筋膜という筋膜によって背中が丸くならないように支えられています。
これは、おしりにある大臀筋という筋肉や腕と背中を繋ぐ広背筋などの大きな筋肉と繋がっています。
また、身体のさらに深い部分では腹部をコルセットの様に取り巻く内腹斜筋や腹横筋と繋がっています。
このように全身の各筋肉は筋膜によって繋がっています。
診断法はある?
このような腰痛は、筋肉・筋膜によって発症するため、一般的なレントゲン検査をしても何も写りません。精密検査であるMRIやCT検査をおこなうと筋肉の緊張などがわかることがありますが、ほとんどはそこまでおこなってもわからないことが多いものです。
むしろ、精密検査まで撮らないとなることが多いでしょう。
筋肉・筋膜の炎症によって発症するため、痛みの箇所や、症状で判断することがほとんどとされています。
どんな症状が出るの?
腰には前後左右でたくさんの筋肉が付いています。なので、損傷した筋肉により痛みの出方や動かしやすさが変わります。
椎間関節性腰痛や脊柱菅狭窄症、腰椎椎間板ヘルニアなどの症状では決まった動作により痛みが出るのに対し、筋・筋膜性腰痛の場合は何をしても痛いなど曖昧な表現をすることが多いのが特徴です。
ほとんどの場合、足への痛みやしびれなどの症状を合併しないことが多いです。
痛みが出たらどうすれば良い?
しもとがり姿勢整体院では、筋・筋膜性腰痛の治療は当たり前におこなっておりますので、来られるのであればご来院下さい。
もし、痛みが強くて動けない場合。
筋肉・筋膜に負担がかかる動作は避けてもらいます。
一番負担がかからないのは、ベッドに横になることです。
立っていても座っていても筋肉が緊張して負荷がかかります。
寝た状態が一番負担は少なくなります。
ただし、寝返りを打つ時など動かす瞬間に痛みが出ることがありますので、気を付けて動いて下さい。
寝るときは仰向けか横向きになりましょう。
横向きで膝の内側に枕やクッションを挟んでカラダをひねらない姿勢を作りましょう。
仰向けで寝たい方は、普通に足を伸ばしたまま寝てしまうと、腰を反るような姿勢となってしまうため、膝を立てるような形でクッションや枕を入れましょう。
ズキズキと痛みが強い方は、保冷剤などでアイシング(冷却)をすることも効果的です。
急性の痛みには、温めてしまうと逆効果なこともあるので、痛めてから3日間はシャワーのみにしておきましょう。
痛みのピークは3日間であることが多いので、安静に出来ればひどい痛みはおさまります。
ですが、そこから長引くこともありますので、早めに治療を受けることをおすすめします。
お悩みでしたら、一度ご相談ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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