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交通事故の慰謝料とは？？

2020年6月10日

三島・沼津・長泉町・清水町で、長年の肩こり・腰痛でお悩みの方！

～その痛み、姿勢が原因かも～

長泉町にあります、しもとがり姿勢整体院・院長の三輪龍平（みわりょうへい）です。
しもとがり姿勢整体院は、柔道整復師と鍼灸師の国家資格を持っておりますので、ご安心ください。

ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

本日は「交通事故の慰謝料とは？」についてお伝えしていきます。

交通事故の補償の一つに、慰謝料（いしゃりょう）というものがあります。
慰謝料とは、法律的には交通事故の被害者が受けた精神的な苦痛に対して支払われる金銭です。
この金銭は示談金の中に含まれています。

そもそも示談金とは？

① 治療費
② 慰謝料
③ 休業損害
④ 逸失利益
⑤ 車の修理費
⑥ その他雑費

このような金銭のことを指します。
この示談金を交通事故の治療終了時に保険会社から提示され、納得すれば終わり（いわゆる示談）となります。
慰謝料とは、この示談金の中の一部でしかないため、治療費や車の修理費とは別で受け取ることができる保証となります。

慰謝料とは？

慰謝料とは、3つの種類に分けられます。
① 入通院慰謝料（ケガの治療で病院に掛かった場合）
② 後遺症慰謝料（症状が残ってしまった場合）
③ 死亡慰謝料（死亡した場合）

慰謝料はどうやって決まるの？

今回は、当院の通院と深く関係している入通院慰謝料について説明していきます。
入通院慰謝料は、医療機関への入院日数と通院日数を基に計算します。
よくあることなのですが、この慰謝料は通院しない限り発生はしません。
身体が痛いと言っていても、
・仕事が休めなくて通えない
・病院に間に合わない
・カラダが痛くて外に出られない
こんな状態ですと、一銭も発生はしないわけです。
要するに、入院もしくは通院をした証明がない限りは、認められないといった慰謝料なのです。

この慰謝料は、年齢や職業などは一切関係ありません。
ですので子供だから、高齢だから、会社役員だから、主婦だからという理由は関係はしないのです。
このような年齢・職種が関係するのは、休業損害や逸失利益という示談金となります。

～休業損害～交通事故のケガによって、仕事を休業したりできなかったりした際に発生する補償です。
1日当たり5700円～19000円限度、主婦やアルバイトの方も含まれます。

～逸失利益～
交通事故の後遺症などにより減少してしまった、将来もらえるべき収入に対して発生する補償。

入通院慰謝料の計算方法

この慰謝料は、入通院日数により金額が異なります。
計算方法は2種類に分けられます。
① 通院期間×4200円
② 通院実日数×２×4200円
通院期間とは初診日から治療最終日の合計、通院実日数とは、実際に通院した日数の合計を指します。
上記の合計から、金額が少ないものが適用されます。

例えば、通院期間30日・通院実日数5日だった場合
① 30日×4200円＝126000円
② 5日×２×4200円＝42000円
この場合は、金額の低い②42000円が適用されます。
このように、通院日数が少なければそれだけ慰謝料も少なくなってしまいます。
通院日数が少なければ、
・カラダが良くならない
・慰謝料がもらえない
・後遺症が残ってしまう　など
百害あって一利なしですので、しっかりと通院して身体を良くしてくださいね。

慰謝料の基準と弁護士について

1通院当たり4200円と説明しましたが、これは自賠責基準と言われる最低額での基準となります。
この基準は3つあり、
① 自賠責基準
② 任意保険基準
③ 弁護士（裁判）基準
金額は①自賠責基準＜②任意保険基準＜③弁護士基準となっています。
任意保険会社さんが提示してくるものは、あくまで自賠責基準・任意保険基準で計算したものですので、万が一納得がいかない場合は弁護士さんに相談することもお勧めしています。