産後の骨盤矯正

産後の骨盤矯正

ご出産おめでとうございます！お疲れさまでした。

これから新しい生活のスタートですね。

初めてご出産の方は、これから慣れない生活が始まります。

日々の身体のケアや、歪んでしまったお身体を今のうちにしっかり戻しておきましょうね！

産後のお身体はどうなっているの？

まず初めに、妊娠をすると赤ちゃんを育てるために、体の中で準備が始まります。赤ちゃんを出産するためには、赤ちゃんがお母さんの狭い骨盤の中を通りやすくするために、骨盤の緩みが必要です。

妊娠の初期には胎盤の元となる組織から、じん帯を緩ませる「リラキシン」というホルモンが分泌されます。出産に向けて骨盤が徐々に広がり、お腹を大きくするために筋肉が緩められ、赤ちゃんを産む準備が始まっていきます。

妊娠後期に入ると、お腹が大きくなるため腰の反りが強くなります。さらに骨盤の前傾は強くなるため、この時点で腰痛や骨盤の痛みが出る方が多くなります。

出産をする際は開いた骨盤から赤ちゃんが出てくる際に、お腹に圧をかけることで押し出していきます。この時に使う促進剤も「リラキシン」が使われています。無事に出産が終わったからといって、すぐに骨盤が戻り始めるのではありません。ここから日常生活とともに徐々に戻っていきます。

ただし、骨盤の歪みが強かったり、姿勢が崩れていれば、それだけ治りも悪くなります。
日常的に体の辛さがあっては、なかなか子育てと向き合えないと思いますので、しっかりと産後の身体を整えて楽な生活を送られるようにしましょう。

骨盤の詳しいお話は、骨盤矯正のページをご覧ください。

産後の方のお悩みランキング

1位　腰痛・骨盤の痛み
2位　体型・体重が戻らない
3位　全身の疲労感
4位　首・肩・背中の辛さ
5位　手のしびれ・手首の痛み

1位　腰痛・骨盤の痛み

産前から痛くなる方が多いですが、骨盤が緩み・開き始めるため、身体の重さを支えることがきつくなります。
産前は開いていく過程で痛くなることが多く、産後は子供の抱っこ、授乳、睡眠不足などで常に回復できない状態が続き、辛さが増していきます。

2位　体型・体重が戻らない

妊娠、出産を経て体型が変わることは仕方のないことです。お腹が大きくなるためには骨盤を緩め・開き、腰を前に反りだすことで、お腹に赤ちゃんが入る隙間を作ります。この時に骨盤や背骨だけでなく、押さえつけている筋肉も緩ませるため、一時的な筋力低下も起こります。その結果、体型・体重が戻らない人が多くなります。