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腰痛の原因で一番多い椎間関節性腰痛
2021年11月19日
腰痛の原因ランキング1位で22%を占めるている椎間関節性腰痛
本日は【椎間関節性腰痛】についてお伝えしていきます。
椎間関節とは?
そもそも、椎間関節とはどこのことを指すのかご存知でしょうか。
背骨は椎骨という骨が積み重なってできており、椎骨という椎骨の間にある関節(接合部)を椎間関節と言います。
また、その間には軟骨で作られた椎間板というクッションが挟まっており、この椎間板が飛び出ることを椎間板ヘルニアと呼びます。
上記の写真だと、白いのが椎骨、青いのが椎間板、黄色いのが神経です。
この椎間関節は滑膜と呼ばれる膜で包まれており、その中にはたくさんの神経が存在しています。
この関節に損傷が起こることで神経が過敏に反応し、炎症が発生して腰痛が出現します。
腰痛はこのようにして、腰部周辺のどこかに傷ができ、そこが炎症を起こすことで痛みが出てくるのです。
この椎間関節で出た炎症のことを椎間関節性腰痛と言います。
どんな症状が出るのか?
・背骨のきわが押すと痛い
・腰を反らせると痛い
・腰を左右にひねると痛い
・からだをひねりながら腰を反るともっと痛い
このような痛みが出たら、椎間関節性腰痛を疑います。
ただし、急性腰痛(ぎっくり腰)のような強い痛みの場合は、これ以上の症状が出ます。
また、これに加えて前屈みでも痛いときや、押したときの痛みがもっと広範囲に出る場合は他の腰痛もしくは、いくつかの腰痛が併発してる可能性があります。
負担がかかる動作は?
関節に圧がかかることで負担となりますので、
・腰を反る
・腰をひねる
・長時間座っている
・座った状態からの立ち上がり
・床からの起き上がり
上記のような動作で痛みが出ることが多くなります。